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ストーリーの無いゲームにストーリーを付けるスレ

143 :NAME OVER:04/01/22 03:33 ID:uGtIRvT0
スーパーリアル麻雀 P2

「ショウ子…あなた本当にいいの?」
私は幾多の雀荘を回り、生計を立てている。人が言う所の雀ゴロにあたる人間だ。
素人が集う適当な雀荘で、ほぼ毎日、1〜2万位の稼ぎを目安に打っている。
勿論、まともに打ってちゃ勝つか負けるかなんて運否天賦。
そんな事に、私の貴重な、か細い財産を賭ける事なんてできはしない。
"イカサマ≠アれが私の最大の収入源になっている。
しかし先日、イカサマがバレ、その罰払いで全資産の8割を失ってしまった。
更に、私のイカサマが雀荘の経営者同士の情報網で伝わり、荒稼ぎしていた全ての雀荘で
"出入り禁止≠受けてしまったのだ。
…そして今私は、妹のショウ子と共に、とある雀荘の中に居る。
二日ほど前、この雀荘の経営者は、私の"技術≠知った上で、私にこう言った。
「お前には確か…高2くらいの妹が居たよな?そいつと一緒ならお前が雀荘に入る事を認めてやっても良い。」
狙いは明白だった。
…脱衣麻雀。つまりその経営者は"妹を餌に客の金を搾り取れ≠ニ言いたいのだろう。
当然、そんな話、つい先日までなら断っていた。
だが…自分の寝床の確保も、妹のアパート代も払え無い…金の無い私は引き受けざるを得なかった。
私は、ショウ子にこの話をした。ショウ子は当然こんな話しを断ってくれると思っていた。
ショウ子が断ったら、私はショウ子に黙って、どこか遠くで水商売をして金を稼ぐつもりだった。しかし。
「…やっても…いいよ。」

薄い電灯が光る、寂れた雀荘の中で私は若い男と卓に入った。
周りにはおよそ6〜8人くらいのやじ馬。そして私の後ろには…ショウ子。
卓に入る前、雀荘の経営者は私に耳打ちをした。
「ハコテン有り二人打ちでやってもらう。お前の"特技≠ヘやっても構わんが。バレるなよ?」
…負ける訳にはいかない。
下衆な経営者がどうなろうと構わない。ショウ子の為に…私は。
対局が始まる。私は自分の牌など気に求めず、対面の男を観察し、…そして判断した。
(…この1局は譲っても構わない。)
煙草を持った右手の甲に唇を乗せながら、私は次局の"天和≠ヨの道程を考えていた。

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